睡眠障害　中途覚醒　対策

今まではぐっすり眠れたのに、最近になって夜中に目が覚めてしまう。
このような症状を感じるようになったら、中途覚醒を疑って見たほうがいいです。
中途覚醒とは、夜中に何度も目が覚めるという症状が現れる不眠症の睡眠障害です。
中途覚醒の原因として考えられるものには様々あり、以下に挙げられるものが考えられます。

加齢

寝酒やカフェイン摂取などの生活習慣の影響

ストレス

睡眠時無呼吸症候群

周期性四肢運動障害などの疾病

うつ病などの精神疾患

ホルモンバランスの変化（妊娠中や更年期障害など）

良ありがちな行動として、なかなか寝付けないのでお酒を飲んで眠りにつかれる方がいらっしゃると思いますが、これは逆効果になります。
確かに、アルコールを摂取すると眠りにつきやすいかもしれませんが、アルコールを摂取するとアルコールを分解する過程で、アセトアルデヒドという毒素に分解され、血圧・心拍数・体温が上昇し交感神経を刺激して休息しようとしている脳を覚醒させ、中途覚醒や浅い眠りになり悪影響を及ぼします。

中途覚醒による睡眠障害の対策として、生活習慣による影響の場合は、生活習慣を見直すことによって改善させることが可能ですが、その他の原因に関しては、まずは睡眠障害の原因となっているものを取り除いていかなければならないので、専門医と相談し原因の治療と睡眠薬を処方してもらうなど並行して睡眠障害の対策を取られる方がいいと思います。