うつ病 睡眠障害 過眠症

過眠症という睡眠障害とうつ病の関係

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睡眠障害で一般的なものは不眠を訴える方がほとんどで、寝たいときに眠れない、寝ようとしても眠れないという入眠困難の症状が睡眠障害と考えられがちですが、その反対に夜にしっかり眠っているのに寝足りず、日中に強い眠気を感じる「過眠症」の症状を訴えられる方も多く居られます。

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一般的に、うつ病の方は過眠より不眠を訴えられる方が多いですが、非定型のうつ病や季節性うつの場合だと「過眠」の状態になり、日中に強い眠気を感じられる方が多いと言われています。
季節性うつ病の場合は、日照時間が短くなる10月から11月にかけて過眠や過食の症状が現れ、3ヶ月ほどすると症状が回復するということを繰り返します。別名「冬季うつ」とも言われます。
季節性うつ病は、脳機能障害の一種で症状が重くなると、日常生活に支障をきたす深刻な病気です。
非定型うつ病は、気分の落ち込みや気力集中の低下など一般的なうつ病の症状はあるものの、自分が好きなことや楽しいことには元気になり、人が変わったように意欲的になったり行動的になったりします。しかし、夕方くらいになると急に気持ちが不安定になり、過食や過眠傾向になると言われています。このタイプのうつ病は、勤勉な方や若い方に多く見られ、特に男性より女性の方が起こりやすいと言われています。
非定型うつ病はパニック障害と併発しやすいとも言われ、併発すると病気が重症化し慢性的になり治りにくくなるので注意が必要です。

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