自閉症 睡眠障害 原因

自閉症の人がかかりやすい睡眠障害の原因

スポンサーリンク

そもそも自閉症って、なにが原因なのでしょうか?
最近では医学心理学研究の進歩により、以前に比べて自閉症についての正しい理解も得られるようになりましたが、発症の仕組みなど、残念ながら未だ解明されておりません。

 

「自閉症」というその名前から、 "他人に対して心を閉ざし、自分の殻に閉じこもってしまう病気"と思う方もいるかもしれませんが、これは違います。
自閉症は心の病気ではありませんし、親の育て方や環境が原因ではありません。脳の特性によって起こる発達障害です。
自閉症では脳の特性のために、目や耳から入ってきた情報をうまく整理出来ず、それらを意味のあるまとまったこととして認知することが難しくなってしまうのです。

スポンサーリンク

自閉症の方のおよそ8割の方は睡眠障害を発症していると言われています。夜、なかなか眠りにつけなかったり、興奮して動き回ったりすることがあります。それを、自閉症の症状だと諦めておられる方もいらっしゃるとは思いますが、これは自閉症の症状ではなく併発している睡眠障害によるものだということが考えられる場合もあります。

 

自閉症に多い睡眠障害は不眠症だと言われており、寝つきが悪く朝早く目が覚めたり、真夜中に目が覚めてしまうという症状があります。治療方法は、一般的に服薬と外来治療によるものが大半で、自閉症の療養と並行して行っていくことが重要になります。

 

睡眠障害になると、それを見守る家族の方までもが睡眠障害を発症してしまうという悪循環になるケースもあります。睡眠障害を治療しないと本人も家族もイライラしてしまったり、不規則な生活が続いてしまったり、睡眠障害からうつ病を発症してしまうケースもあり。そのため、早期の発見と治療が必要です

スポンサーリンク